ルービックキューブが揃えられるようになったら、キューブで絵を描いてみましょう。数手回すだけで、面にしま模様や点、十字、文字、さらにはキューブの中のキューブまで現れます。ここでは20種類の模様を、やさしいものから難しいものの順に、1手ずつ図で紹介します。いくつかは、先に覚えた模様を組み合わせて作れます。
まだ揃えられなくても大丈夫です。揃ったキューブから始めて、間違えたらステップごとの揃え方で元に戻しましょう。
市松模様
縦じま
4面の市松模様
プラスとマイナス
Iの字
Hの字
4つの十字
Tの字
nの字
6つのドット
4つのドット
6つの十字
ジグザグ
ワイヤー
うず巻き
ねじれたコーナー
キューブ・イン・キューブ
キューブ・イン・キューブ・イン・キューブ
ヘビ
スーパーフリップ
模様の作り方
必ず揃った状態のキューブから、白を上、緑を手前にして始めます(ほかの色でも同じ模様ができますが、色が変わります)。あとは順番どおりに回します。キューブ全体を持ち替えないでください。
R 水色の列を矢印の向きに回します。
R2 「2」があるとき:2回(半回転)回します。
B 奥(B)と下(D)の列に注意:ほとんど見えませんが、ここも回します。
y 全体が水色:どの列も回さずに、キューブ全体の向きを変えます。
各図の下には、キューブ愛好家が使う回転記号を書いています。アルファベットはそれぞれ面を表し、英語の名前から来ています(R 右、L 左、U 上、D 下、F 前、B 後ろ)。アポストロフィ(R')は逆向き、2(R2)は2回回すという意味です。
各模様の図では、キューブを正面から見た様子と、右側にキューブを裏返して下から見た様子を描いているので、6面すべてが見えます。
キューブを元に戻すには、同じ手順を逆の順番で、それぞれ逆向きに回します。多くの模様は、同じ手順をもう一度くり返すだけで元に戻ります(それぞれに書いてあります)。わからなくなったら、ステップごとの揃え方でいつでも揃えられます。
1. 市松模様
いちばん有名で、いちばん簡単な模様のひとつです。各面を半回転ずつ回します。
U2
D2
R2
L2
F2
B2
2. 縦じま
半回転3回を2セット。
R2
B2
L2
3. 4面の市松模様
縦じまを作り、上の列と下の列をそれぞれ半回転させます。
縦じま
U2
D2
4. プラスとマイナス
別の半回転3回を2セット。
U2
R2
L2
5. Iの字
半回転8回を、よく似た2つに分けて覚えましょう:R2 U2 D2 L2 と F2 U2 D2 B2。
R2
U2
D2
L2
F2
U2
D2
B2
6. Hの字
半回転5回を2セット。先にIの字を作ってからHの字を作ると、4面の市松模様になります。
U2
R2
L2
F2
B2
7. 4つの十字
Hの字を作り、上の列と下の列をそれぞれ半回転させると、Hが十字に変わります。
Hの字
U2
D2
8. Tの字
ほとんどが半回転で、1/4回転はD'とU'だけです。
B2
L2
R2
F2
D'
L2
B2
F2
R2
U'
9. nの字
繰り返しのない12手なので、ゆっくり回しましょう。側面の各面に、右どなりの面の色のnができます。
B
R'
F'
U2
L'
D'
B
L
U2
F
U
R'
10. 6つのドット
センターが入れ替わったように見えますが、実は逆です。センターは決して動かず、変わるのはそのまわり全部です。
U
D'
R
L'
F
B'
U
D'
11. 4つのドット
6つのドットを作り、キューブ全体を4分の1回転させて(どの列も回さずに、右の面を正面へ)、もう一度6つのドットを作ります。
12. 6つの十字
どの面にも、その面の色の十字が残ります。
U
F
B'
L2
U2
L2
F'
B
U2
L2
U
13. ジグザグ
4手を3回くり返すだけなので、覚えやすい模様です。
R
L
F
B
14. ワイヤー
15. うず巻き
繰り返しのない16手なので、ゆっくり回しましょう。各面で自分の色が残るのは、センターとエッジ1つ、コーナー1つだけ。残りがそのまわりをうず巻きのように囲みます。
L'
B'
D
U
R
U'
R'
D2
R2
D
L
D'
L'
R'
F
U
16. ねじれたコーナー
右上手前のコーナーが、3つのエッジと一緒にその場でねじれたように見えます。裏側も見てみましょう。反対側のコーナーもねじれています。本物のキューブでは、コーナーを1つだけねじることは絶対にできないからです。
U
L2
D
F
D'
B'
U
L'
B2
U2
F
U'
F'
U2
B'
U'
17. キューブ・イン・キューブ
定番の模様です。繰り返しのない15手なので、1枚ずつ図をよく見ながらゆっくり回しましょう。
F
L
F
U'
R
U
F2
L2
U'
L'
B
D'
B'
L2
U
18. キューブ・イン・キューブ・イン・キューブ
キューブ・イン・キューブの中に、もうひとつキューブが入っています。18手あるので、ゆっくりどうぞ。
U'
L'
U'
F'
R2
B'
R
F
U
B2
U
B'
L
U'
F
U
R
F'
19. ヘビ
いちばんきれいな模様のひとつ:ヘビが6面すべてを通ります。
L
U
B'
U'
R
L'
B
R'
F
B'
D
R
D'
F'
20. スーパーフリップ
コーナーとセンターは元の位置のままで、12個のエッジがすべて反転しています。地味に見えますが、キューブでいちばん有名な状態です。1995年に、20手より少ない手数では作れない(揃えられない)ことが証明されました。そして20手は、どんなキューブでも必要な最大の手数です。神の数字と呼ばれています。
U
R2
F
B
R
B2
R
U2
L
B2
R
U'
D'
R2
F
R'
L
B2
U2
F2
もっと遊びたいときは
自分だけの模様を考えてみましょう。このページの模様を組み合わせたり、ある模様の上に別の模様を重ねたりできます。なぜ手数の多い模様があるのか気になったら、神の数字についても読んでみてください。
