解説を見ながらルービックキューブを解けるようになった多くの方から、解説を見ずにもう一度解くにはどうすればいいのかと質問をいただきました。ここでは、手順を覚えて自分の力でルービックキューブを解くために知っておくべき、いちばん大切なポイントを紹介します。
ステップ1と2
最初の2つのステップの手順(何かを達成するための一連の動き)は短いものです。たとえば、ステップ2を見てみましょう。
この場合、ピースが今どこにあり、どこに入れたいのかを確認します。やっていることは次のとおりです。
- ピースを入れたい場所を下の段に下ろす。
- その場所にピースを入れる。
- 最初の動きを元に戻して、ピースを上の段に上げる。
ステップ2のもうひとつのケースでも、同じ構造が使われています。
このポイントを押さえて少し練習すれば、手順をひとつも覚えなくても最初の2つのステップを解けるようになります。ピースと、それを入れたい場所に注目するだけです。
ステップ3
ステップ3では、エッジとコーナーのペアを作ります。例を見てみましょう。
この場合、緑・赤・黄のコーナー(黄色は図では見えません)と、緑・赤のエッジに注目します。手順の中で、コーナーは上の段に上がります。何手か動かしたあと、コーナーは元の位置に戻りますが、そのときにはエッジとくっついています。
重要: 手順を1手ずつ覚えようとするのではなく、コーナーとエッジに注目し、それらがキューブの中でどう動くかを見てください。
ステップ4
このステップでは、2つの側面と上の段を動かします。ケース1を見てみましょう。
この場合、緑・オレンジのエッジ(オレンジは図では見えません)と、緑・オレンジ・黄のコーナー(図では緑だけが見えます)に注目します。このピースのペアは上の段に上がり、少し移動し、動きを戻して、最後に元の位置に戻ります。ケース2もよく似ていますが、いくつかの手の順番が変わります。
重要: 手順を1手ずつ覚えようとするのではなく、コーナーとエッジのペアに注目し、それがキューブの中でどう動くかを見てください。
ステップ5
このステップでは、ピースのペア(エッジとコーナー)がキューブの上の段を「散歩」する様子に注目します。
動かすのは2つの面だけです。この場合、緑・赤のエッジと緑・赤・黄のコーナー(黄色は図では見えません)に注目します。やっていることは次のとおりです。
- ピースのペアを上の段に上げる。
- 上の段を回す(「散歩に出かける」)。
- 側面を下ろす。
- 上の段を回す(「散歩を続ける」)。
- 側面を上げる。
- 上の段を2回回す(「散歩から帰る」)。
- 側面を下ろして、ペアを元の位置に戻す。
重要: 手順を1手ずつ覚えようとするのではなく、コーナーとエッジのペアに注目し、キューブの上をどう散歩するかを見てください。
ステップ6
このステップでは、コーナーとエッジのペアを1組だけでなく、2組同時に見ていきます。
緑・赤のエッジと緑・赤・黄のコーナーのペア、そして緑・オレンジのエッジと緑・オレンジ・黄のコーナーのペアに注目します(各ピースの黄色とオレンジは図では見えません)。やっていることは次のとおりです。
- 1組目のペアを上の段に上げて、散歩させる(上の段を回す)。
- 2組目のペアを上の段に上げて、反対方向に散歩させる(1組目のペアは散歩から戻る)。
- 1組目のペアを元の位置に下ろす。
- 2組目のペアの散歩を元に戻して、元の位置に下ろす。
重要: 手順を1手ずつ覚えようとするのではなく、2組のコーナーとエッジのペアに注目し、それらがキューブの中でどう動くかを見てください。
最後のステップ
このステップでは、一連の手順を行い、上の段を回し、最後にその手順を元に戻します。
最初の一連の手順では、側面と下の段を回します。この手順の目的は、緑・赤・黄のコーナーをその場で時計回りにねじる以外は、上の段をそのままにしておくことです。手順を行っている間、キューブの残りの部分はバラバラになります。では、ここで手順を元に戻すとどうなるでしょう?当然、キューブは元の状態に戻ります。つまり、上の段の緑・赤・黄のコーナーはその場で反時計回りにねじれ、残りの部分は元の位置に戻ります。
このステップの「コツ」は、手順を戻す前に上の段を回しておくことです。そうすると、その場で反時計回りにねじれるのは別のコーナーになります。
